❚ グラフィッカーのしごと
仕事内容
●2Dデザイン
●3Dデザイン
●モーションエフェクト
●WEB、映像制作
ゲーム開発とゲーム運営の2つの配属があり、担当プロジェクトのプランナーやエンジニアと連携しながら制作を進める。
開発部 グラフィックセクション(2016年入社)
渡辺 有貴 Yuki Watanabe
Q:あなたのお仕事を教えてください。
グラフィックセクションでは、エフェクト、3Dモーション、UI等様々なデザインに特化したデザイナーがいますが、
私自身はゲームに登場するキャラクターや防具、武器といったゲームの世界観に直結するデザインを制作しています。
ユーザーから求められるものを常に考えなければいけない重要な仕事だと認識しています。
Q:あなたの仕事で難しい部分を教えてください。
この仕事の難しいところは常に新しいデザインを考え続けるところです。
ユーザーのニーズに応えたデザインを作り続けることが私の仕事です。
ゲーム上で「こんなキャラクターがいれば」「こんな衣装があれば」「こんなイラストがあれば」
と想像し、より良いデザインを提供していくことが重要になります。
手を動かしながら、次のデザインを想像して作っていくことは大変なことですが、新しいことを考えることにわくわくします。
Q:仕事上の失敗談やエピソードを教えてください。
ゲーム上でデザインのデータを反映するのに使用するUnity(2D、3Dグラフィックスなどをサポートする多目的ゲームエンジン)で、
間違ったリンク先に画像をそのままアップロードしてしまい、
ゲーム上で画像が確認できないという事態が起きてしまったことがあります。
その原因は最新版のリンク先が記載されていたシート(仕様書)に、古いデータのリンクが混ざっていたことでした。
私はそれを正しいリンクだと勘違いしてしまったため、その結果、事故が起こってしまったのです。
Q:その失敗をどのように乗り切りましたか?
結果的にリンク先を管理しているプランナーと話し合うことで解決しました。
情報は毎日更新があり、管理を行っている人も多忙な時は情報更新に漏れが発生するときもあります。
私はデザイナーですがデザインの仕事だけではなく、他の部署の仕事にも気を配ることで、
プロジェクトチーム全体がお互いをフォローし合えるということを今回の失敗で学ぶことができました。
Q:仕事を通じて良かったことや楽しかったことはなんですか?
自分が一生懸命考えて作った防具を着たユーザーが「この服かっこよくて好き!」とSNSで写真を上げていたことです。
それを見たときは本当に嬉しかったです。
0からデザインを考えることは時間も掛かり、思い通りにアイディアが出ないことも多く、
一つのデザインが完成するまでの作業はとても大変です。
しかしユーザーがそれを喜んでくれていることを知って、大きな達成感を感じたり、次も頑張ろうという気持ちになりました。
ユーザーからの反応は今後の制作に対する大きな励みになっています。
Q:職場での人間関係上の出来事を教えてください。
いつもより遅くまで仕事をしていたときのことです。
「お疲れ様」とチームの先輩からお菓子をいただきました。
それがとてもほっこりして嬉しかったです。
またある時は、デザインのアイディアが思いつかないことを上司に相談した際に
適切なアドバイスを貰えたり、「仕事無理しすぎないでね」と心配されることもありました。
会社にいる人は皆優しく気さくな人が多いので、仕事をしていてとても楽しいです。
Q:今後の目標など教えてください。
将来は2Dデザインのアートディレクターのような役回りに就きたいと思っています。
チーム全体のデザインを、クオリティや用途に応じたデザインかどうかを正当に評価し、
一つ一つのデザインに応じた意見やアドバイスができるデザイナーになることが目標です。
部署全体を担っているセクションマネージャーのアシストをしながら、
他のデザイナーにも助言できるようにデザインの知識を蓄えていきたいです。
Q:この会社の魅力を教えてください。
とにかく社員は皆明るい人たちばかりです。
常に気遣ってくれて、頑張りすぎる前に声を掛けて心配してくれます。
仕事で失敗してしまったときも上司や先輩は単に怒るのではなく、
自分と同じ目線になって失敗の原因を考え、次に失敗しないように一緒に対策を考えてくれます。
どこの部署も一人に負担がかからないように、仕事内容を上司が調節してくれるおかげで、
ストレスなく作業に集中でき、より良い成果を上げることができます。
《学生のみなさまへ》
なかなか会社の内定をもらうことができなかったときは不安でいっぱいになると思いますし、実際就活中だった頃の私も四苦八苦していました。
今だからこそ思うのは、会社に対して、聞きたいことがあれば迷わず聞いた方が良いということです。
面接や説明会で企業側が伝えてくれる情報だけだと、自分が知りたい情報を知ることができないときもあります。
気になることがあれば積極的に聞いてみると、その会社で自分のやりたい仕事ができるのかが、より見えてくると思います。
私たち企業側も、積極的に会社を知ろうとしてくれる学生は純粋に嬉しいですし、一緒に働きたいと感じます。